ペットロスと命の大切さ3

ペットロスと命の大切さ3
中学生の頃の私は、いろいろな悩みを抱えて気難しい女の子だったように思います。
両親はそんな様子を心配してか、思わぬことに念願だった子犬を買ってくれました。
たまたま買い物途中で入ったペットショップに、まるまる太ったかわいいポメラニンの子犬をみつけました。
ガラス越しにぬいぐるみのようにふさふさした毛と愛くるしいまん丸の目をして小さなシッポを振ってます。
ガラスのケースには「ポメラニアン、オス、3ヶ月、12万」と書いてあります。
「え?12万??!!」驚きでした!この子犬が12万もするなんて!店の人がケースから出してくれました。
私は初めて抱いた子犬に怖さを抱きながらも感激してました。
母も「動くぬいぐるみ」に感動してました。
そこでどういうやりとりがあったかは記憶してませんが、その子を買うことにそんなに時間はかかりませんでした。
当時の12万は相当家計にひびいてたはずです。
今でも12万で犬を買うなんてそう簡単なことではありません。
そう思うと、今さらながら両親の愛を感じます。
私の一番の宝物です。

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