ペットロスと命の大切さ4

ペットロスと命の大切さ4
新しい子犬がやってくるその日は参観日でした。
そんなことより、早く家に帰って子犬を抱きしめたいと思ってました。
でも、もしかしたらこれは夢で家に帰っても子犬なんかいないかもしれない…?幸せを手にいれるのが怖くて、現実を否定するくせは今でも直りません。
急いで帰るとリビングに置かれた青いゲージの中にあの動くぬいぐるみがちょこんと座ってました。
うれしくて、うれしくて、たまらなかったのを思い出します。
世界中で一番幸せでした。
曇っていた私の毎日は、この子犬のおかげで一気に晴天続きです。
子犬はコロと名づけられました。
私なりにいろいろな名前を考えていたのに、「コロコロ太っているからコロだ」と言った父の一言は少しおもしろくなく思いましたが、「コロもかわいいなぁ」と賛成しました。
何事もはじめての子犬のお世話で、家族全員が大変な毎日でした。

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